信じてみよう

はっきり言って諦めていた。


年齢や検査結果や先生のお話しぶりで。


治療によって劇的に戻るわけでもなく、状態を少し良くしてあげる程度だと認識した。
病院に行くのもミーコにはかなりストレス。
だから、後はもう自宅でゆっくりさせて看取るつもりだった。


でも、
おとといはぐったりしていたのに、1回の静脈点滴と1回の皮下点滴のおかげで、昨夜は夜中も何度か起きて歩き回ろうとしたり、水を舐めたり、小さな声で鳴いたりしてくれるまで改善した。


ミーコは自分が死ぬなんて思ってない。


これまで病気らしい病気もせずそばにいてくれたから、ミーコが生きるためにちゃんと手伝いをしなければ。


恩返しもしないままお別れしたくないよ。
今日も頑張って点滴しに行こう。